- ペリテック
- 教育
- 計測システムエンジニア向け教育プログラム
- プログラム内容 No.1
多様性が求められる昨今、様々な場面で活躍できる人材が必要とされています。エムセップ(MSEP)とは「Measurement System Engineer Program」の略で、企業が求める計測システムエンジニアを育成するために開発した、4つのスキルを学ぶコースを5段階のアプローチにて行う、エンジニア能力開発プログラムです。スペシャリストをさらなる領域へ。必要に応じて選べる4つのコースでの学びが、新たなアイデアの種となり、成功の足がかりとなります。
エムセップができるまで
多くの企業がかかえるエンジニア教育の課題
自社にはない技術は教育できない
書籍やインターネットから知識を得ることはできますが、実際に技術を磨く環境がなく、また企業でも取り扱いのない内容であることから、必要のない技術とみなされがちであり、技術を学べる機会が限られています。
失敗ができない環境
新人にとっては失敗も勉強のうちですが、企業にとっては失敗することで大きなリスクを背負うことにも繋がります。そのため、失敗のない表層の知識や技術しか習得できなくなり、奥の方の知識や技術を学ぶ環境が少なくなります。限られた知識や技術では、すぐに経験を増やすことができなくなってしまいます。
ひとつのシステムが長く使用されることによる開発経験を積む機会の減少
技術の向上や発展、保守の延長などによってシステムのライフサイクルが長続きすることで、新規の案件が来ない場合も多々あります。そうなると新しいシステムを作り上げることも少なくなり、経験を得る機会が以前と比較して少なくなっています。
時間を設けられない
企業によっては仕事に大きな穴を開けてしまうことにも繋がるため、教育をする時間そのものを設けることができない場合もあります。そのため、少しだけ教育を行いすぐに現場に投入されることも多くあります。すると、技術や知識が少ないまま業務に立ち会うこととなり、マニュアル以外のことができないなど、トラブルの元となる可能性もあるのです。
このように、新人エンジニアにとってはかつてと比較して、教育を受ける機会が少なくなっており、スキルを身につけることや磨くことができなくなってきています。エンジニア教育は企業が自由度を与えるなど、改革をしなければいけない時代になりつつあるのです。
エンジニア不足に対応した社内研修は
知識を実践に生かす教育が必要
少子化により企業にとって優秀なエンジニアを採用することは困難な状況となっています。このような状況では、採用した人材を社内で使える有能なエンジニアとして育成することがますます重要になってきています。
仮にエンジニアの卵を採用できたとしても、学生が大学で学んだことを会社で実務に生かすには、時間と教育が必要不可欠です。さらに、理論・知識だけではなく、チームワークによる仕事の進め方、リーダーシップ、プロジェクトマネジメント、交渉力、およびビジネスの基本などを学ぶ必要があります。
また、業務の課題を解決する能力を培うことも必要です。エンジニア不足に対応するための社内研修では、こうした能力を効果的に発達させられる教育方法を考えなければなりません。一般的な企業で広く取り入れられている社内研修方法の1つに、OJT(On-the-Job Training・現任訓練)があります。
ペリテックでは、OJTに加えて
問題解決型の教育手法を開発しました
この教育手法は、従来の教育方法で受講者のスキルを底上げすることに加えて、受講者が課題に直面した際の交渉力や課題解決能力を培うことができるようになりました。このエッセンスを凝縮したものがエムセップ、MSEP(Measurement System Engineer Program)です。